Last Update : 2019/04/06 戻る

焼山(2019年3月30日(土)〜31(日))

メンバー:ふくちゃん(L)、菅澤、加瀬、上原(記録。スイマセン、携帯を加瀬さん車に置き忘れ、写真撮れませんでした…。)

3月29日(金) 能生まで車にて移動
21:30 IAさんご紹介のパーキングに集合。翌2:00、北陸道・能生にある、何時到着でも受付可という心意気あるゲストハウス・山楽に到着する。明日の天気は午前中早めまでは良好だそう。4時まで仮眠。

3月30日(土) 5:30笹倉温泉登山口 - 9:30アマナ平 - 11:15 北面台地1400m付近 - 12:30 笹倉温泉登山口
5:15笹倉温泉の登山口に到着。手前にある焼山温泉は最近個人の客を受けつけず、団体のみでの営業だそう。(ホームページはすでに繋がりませんでした。)除雪終了点脇に駐車し、焼山に向け登高を開始する。スノーモービルの跡が色々な方向に向いており、山域の広さが感じられる。

6:30 夏道のつづら折の途中でソロの先行者に追いつく。京都からいらしたそうで、この後、抜いたり、抜かされたり。多様なトレースがある為、惑わされないよう、夏道を辿りながら進む。午後から天気は崩れるとの予報だが、この時点では薄曇りで時おり日も見え、これなら午後も大丈夫では…と思い始める。アマナ平には9:30ごろに到着。ここで目指す焼山が見えるが、距離があまりに長く見え、言葉少なに…。しかし、この後、一緒に休憩をとった先ほどの方が、神戸の山スキーの会の…と話し出した為、すぐに藤田さんのお仲間だと気づき、お名前を伺う。隣の高松山へ向かうという。こういったこともあるんだなぁ、と思いつつ、U田さんとお別れする。“成功を祈ります”と気持ちよく送り出していただいた。こちらも無事を祈る。まだ先は長い。

11:00 北面台地に出た頃から急に風が強くなってきた。さらに、影火打にかかっていた笠雲が次第に大きくなり始め、焼山にもガスがかかり始めた。1400メートル手前からはついに小雨に…。ここから天気は良くはならないだろうと判断し、引き返す事を決めた。登ってきた標高は約1000メートルだが、まだ800メートル残っている。うーん、悔しい(でも結構疲れた。)。
滑り出すも、北面台地の雪はストップスノーで、滑らない。強風の追い風のため、両手を広げ、スキーというより船のように下る。左に高松山を見上げると、稜線を登っていたU田氏と、後からきたソロの方が高松山の山頂近くまで登高を進めており、さらにその150メートルほど下に2人パーティが山頂を目指している。まだ、そちらは雲がかかっておらず、真っ白な稜線を上がっていくのが眩しい。次こそは…と思いつつ、台地からの斜面を味わうように滑り、笹倉温泉まで下山した。ふくちゃんは「次はアマナ平にベースキャンプ張る!」と言っていた。私は頸城自体デビュー戦(能生も読めなかった。)だったが、周囲の景色がとても気に入ったので、その際はぜひ同行したいと思う。
 下山後は道の駅マリンドリーム能生に立ち寄り、昼食。海鮮丼をいただき、宴会用に白エビなども購入。日本酒との相性が最高でした。次の日は天気情報などを見つつ、あわよくば谷川方面で…などと話し、準備をして宿を出発したが、キリと雨を前にあえなく帰京となったのでした。

 


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