Last Update : 2019/03/03 戻る

2月定例山行 鍋倉山

【日付】:2019年2月17日(日)
【山域】:北信越
【山】:鍋倉山
【天候】:雪のち晴れ
【作成者】:近堂
【メンバー】:菅澤(CL)、ふくちゃん、岩崎、樋渡、桐生、くま、藤田英、田中健、武部、加瀬、川島、上原、たまちゃん、IA、西川、今村、田中秀、吉岡、藤橋、味岡、近堂(記)
【コースタイム】:08:00 登り始め 11:10 山頂到着 11:20 滑走開始 13:00下山

 戸狩スキー場近くのスキー用ロッジ「グリーンライフ福本」にて、全員前日までに集合した。事前準備として、山スキーの準備と、板にシールを貼っておく所まで済ませる。ここでちょっとしたトラブルが発生。シールの板のテールにかけるゴムの部分が切れてしまった。ここは、いざという時の為に持っていたテープで、板にまだ残っているゴムの部分をぐるぐる巻にしてつけた。今回の山行はシールは1回の取り付け、取り外しで済むので良かったといった所だ。予備シールの必要性を痛感した。
 各自車に乗り込み宿を出発。外は、小雪がちらついており山は上部がガスっていて、視界の悪さを感じさせた。駐車場に到着すると、既に山スキーをする車でいっぱいだった。鍋倉山の人気の高さを感じさせる。駐車スペースを探していると、なんと臨時駐車場を用意してくれている。一銭も金を落とさない山スキーヤーに対して、広大な心を持った地元の人に感謝。
 小屋の右側から、各自準備をして登攀を開始する。今回は人数が多いので菅沢CLの元Aチーム、Bチーム、Cチームの3チームに分かれて登攀する事とする。我々はふくちゃんをリーダとするAチームだ。
 最初は、なだらかな道を進む。天候は、小雪が降っていたが気になるほどでもなく、前日の積雪もあいまり、滑りの時のパウダーを予感させた。そっと後ろを見てみると総勢21人が1列となって歩いており、まるで何かのツアーのようでそれはそれで壮大な光景だった。
 しばらく歩くと、勾配のある斜面に出て、今まであった先行トレースが消えた。ここで、皆が各自2ターンづつ先頭に立ちラッセルして、全員でラッセルを交代する事とした。我々のAチームは、数々のトラブルに見舞われて最後尾チームとなっていた。皆先頭で2ターンラッセルし、終わると最後尾につく。ラッセルが終わった人は、最後尾まで待たないといけないが、列が分断してしまって、待つ時間が長くなりすぎて寒そうだった。だいぶ要因も交代して、そろそろAチームのラッセルの順番となる所で、先行トレースが出てしまい交代ラッセルが終了。結局ラッセルをする事なく、残念なようなほっとしたような。
鍋倉山ラッセル
交代でラッセル

 しばらく歩くと、山頂に着いた。ここで、奇跡が。山頂についたとたんに、覆っていた雲が無くなり、絶景の景色が。山頂で、1枚写真撮影をした。
鍋倉山頂上
山頂でのショット

 しばし、休憩の後板のシールを剥がし、いよいよ滑走タイムとなる。我々Aチームは、先頭を行かせてもらった。

 上部という事もあり、激パウダーで斜度も良く快適な滑りを堪能する。Aチームに続きBチーム、C チームと滑走する。パウダーは、さすがに21名が滑った後には残っていなかった。しばし斜面を滑った後は、最後まで斜面を堪能できるようCLの計らいで右方向へトラバースする。トラバースもこの人数ならば、楽勝だ。

 今度は滑る順番を入れ替え、Bチーム先頭となり斜面を滑走。その後Cチームを先頭にしたり、順番は適宜入れ替えた。さすがに最後のチームとなった時は、滑る斜面が限定されるが、それでも斜面は広い。場所を見つければ、パウダーはまだ残っている。
鍋倉山滑り
滑りを楽しむ

 しばらくすると動画撮影タイムとなった。撮影して下さった吉岡さんありがとうございます。最後の方は、雪も重たくなってきて、方向転換に苦労し転んでしまった。このパウダーなので、転ぶと起き上がるのも一苦労だった。
 快適な斜面が終わると、後はなだらかな下山への斜面となり、スタート地点に戻り、山スキーは終了。広大な景色と快適な滑りを楽しんだ大満足の山行となった。
鍋倉山GPSログ
GPSログ 

 


山スキー同志会のホームページへ