Last Update : 2018/10/06 戻る

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

記:上原康仁
日時:2018年9月21日(金)〜9月23日(日) 天気:22(雨), 23(晴)
メンバー :上原
行程:
9/21(金) 東京(21:00)=芦安(25:00)(泊)
9/22(土)芦安5:30=6:50広河原=8:30北沢峠−9:00長衛小屋テント場−11:50甲斐駒ケ岳−14:30長衛小屋テント場(泊)
9/23 (日)長衛小屋テント場5:00−7:30小仙丈−8:30仙丈ヶ岳−11:00馬の背ヒュッテ−13:00長衛小屋テント場=15:30北沢峠=1600広河原=17:00芦安=深夜帰宅

1日目(長衛小屋テント場―甲斐駒ケ岳ピストン)
 今年は一度もテント泊してない…と小屋に甘えた夏を反省し、9月最後の連休は甲斐駒と仙丈ヶ岳と思い、芦安までやってきた。が、満車の駐車場に怖じ気付く。翌朝、案の定バスが立ちになり、運転する者としてはかなりの核心、夜叉神峠―広河原間のバスに耐える。天気も良くなく、少しげんなりしながら長衛小屋でテントを建てる。既にテン場は半分はうまっていたが、川と段差で行き止まりになった場所に適地を見つけなんとか寝床を確保する。
 この時点では24の天気は不安定と予報されていた為、1日ゆっくりして明日から、などとは考えずに、小雨パラつく中歩きだす。長衛小屋から水をあげて仙水小屋まできたが、ここの水の方がうまく、中身を入れ替える。取り付きの岩岩した感じがちょっと不安だったが、頂上の巻道にかかるまではかなり快適。雨もそこまで激しくないので、汗も気にならず、頂上まで。頂上は視界ゼロ。好きな山なので、次は違う登山口から来ようと思いつつ、さっさと下山した。

↑下山途中、仙水峠に差し掛かると雲が切れ始めた

2日目(長衛小屋テント場―仙丈ケ岳ピストン)
 今日は朝から快晴だ。テン場は満員だったものの、団体が近くにいなかったのと沢近くでかなり熟睡してしまった。朝食もそこそこに仙丈に向かう。昨日の仙水小屋とちがい、こちらにはあまり水場はない。発汗(と体重)が通年の反省点なので、今回は汗をかかないペースを考えながらゆっくり登ることを目標にしていた。小仙丈ケ岳の稜線に出ると、昨日と打って変わって360度の展望が開ける。

↑小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳

 ここでスキーをするのも隠れ目標だったりするので、夏の姿を目に焼き付ける。馬の背ヒュッテの水無カレーに惹かれ、早めの昼食。ゆっくり晴天を満喫しテント場に戻る。気持ちよかったため、もう1日テン泊からの明日帰りか…と迷ったが、持ってきた椅子で数時間は寛げるし、とビールでひとり打ち上げし、カラカラに乾かせた装備を撤収し、北沢峠に向かった。

 ちなみに帰りも立ち席で、運転するモチベーションはかなり削られましたが、長衛小屋はボーっとお酒が飲めるいいテン場でした。混雑時広河原は人が揃い次第バス発車なんですね。毎日新聞の深夜バスしか経験なかったので、勉強になりました。(上原)

 


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