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ラ・ネージュ山スキー記録集III 


  発行日 1989年12月25日

氷ノ山                    

近畿  戸倉より
                             1989年2月12日 
                         メンバー:L岩 毅、岩 淳子 

2月12日
 3年続きの暖冬で関西の山もどこも雪不足。そんな中、降雪直後を狙って氷ノ山に入った。5年前(59豪雪の年)ハチ高原から氷ノ山、二ノ丸、戸倉と縦走し、快適なダウンヒルを楽しんだが、今年は?
 今回は車を使ったので、戸倉から二ノ丸を往復した。11日、姫路を夕方出発し、R29を1時間半程走ると鳥取との県境に近い戸倉スキー場に着く。さらに1Km行ったところが氷ノ山戸倉登山口で民宿が一軒ある。ここで幕営。
 翌12日、天気は雪が降ったり止んだりであったが、この暖冬では雨でないだけマシ。林道を2時間ばかり登る。スノーモービルの跡がとても多い。林道の終点から500mは濃い樹林帯である。5年前は、まだこの植林はとても小さく、快適な一枚バーンであったが、今回はシール登行さえままならない樹林。植林帯の上、標高1100mより上部はブナ林だが、少雪のため下生えがかなり出ていて、これまた快適とは言えない。それでも、ブナの枝についた霧氷がとても幻想的であった。二ノ丸の山頂付近は中国山地特有の無木立の大円頂丘で、こことブナ帯上部たけは粉雪が気持ち良く快適な滑りができたがそこから林道までは悪戦苦闘であった。林道はそのまま戸倉まで滑れる。

                                (記 岩 毅) 

【コースタイム】 
戸倉登山口 8:00 −> 林道終点(坂ノ谷登山口)10:45/11:00 −> 
二ノ丸 13:20/13:50 −> 植林帯上部 14:10/14:20 −> 
林道終点 15:20/15:40 −> 戸倉登山口 16:10         


【概念図】
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