ラ・ネージュ山スキー記録集III発行日 1989年12月25日 |
日光 丸沼高原スキー場より往復 1987年3月15日 メンバー:L手塚紀恵子、白沢光代 3月15日(日) 晴 丸山高原スキー場のリフトを乗り継ぐと、標高1960mに達するが、今回は最終リフトが動いておらず、 1830mに達するリフトより林間コースを歩いて行く。 1960mのリフトの終点が夏道の入り口になっている。血の池地獄までは、平坦な地形で樹木が密生しておりスキーとツボ足のトレースがある。血の池地獄は、ちょっとした雪原になっていた。 このちょっと先に「白根山」の標識があり、ここから急登で、「大日如来」の標識の所にでる。ここからは、樹林帯をトラバースぎみに登る。夏道の形跡はまったくないが、がれ場を避けるように巻き込んでいくと、自然と夏道の辺りを行くようにしかならない。森林限界をこえる辺りからは、クラストし、雪も少ないので、アイゼンで登る。2460mでスキーをデポし、山頂を往復する。青空に、周囲の山々の展望が見事だ。帰路は、スキーデポ地より2300m位までは、疎林の尾根を快適に滑る。次に、密な樹林帯を下るが、トラバースぎみに斜滑降で行くので、樹間の狭さは余り気にならない。ただし、今回は、雨の後の晴天ということで、もなか状極悪の雪質に、横滑り、キックターン、階段下降、と奥の手を次々と披露しながらやっと下る。血の池地獄からも樹間はきわめて狭いが、これまた直滑降で下るので、余り問題ない。いずれにしても、滑降を楽しむコースとはいいがたいかな? (手塚) 【コースタイム】 1960m地点 9:40 −> 大日如来 11:00 −> 奥白根山 14:00 −> 2480m地点 14:30 −> 1960m地点 16:00 −> スキー場バス停 16:40 【概念図】 |