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      Nov 15, 1997
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ラ・ネージュ山スキー記録集III 


  発行日 1989年12月25日

那須赤面山                  

那須  北温泉より赤面山スキー場へ

                              1984年3月3日 
                    L菅沼博、小森宮秀昭、斉藤進、蔵田道子 

3月3日
 宇都宮駅で前夜仮眠し、朝、黒磯まで列車で行き、タクシーで北温泉入口まで入る。北温泉の横を通り、雪をかぶった細い橋を渡り、急斜面をつぼ足で登る。少しゆるくなった所でシールをつけ、樹林帯の中をジグをきって登ってゆく。お天気はよく、稜線に出ると展望もよいが、風が冷たい。中の大倉尾根のゆるい斜面をまっすぐ登ってゆくと遠いと思われた急斜面が思いの外早くに近づく。ジャンクション近くは風で雪がとばされ、スキーはぬいで持って歩く。三本槍までの計画であったが、あまり滑れそうもないのでやめて下山する事となる。スキーを持って来た道を少しもどり、いよいよ滑降。上部はやや固めの雪で、あまりもぐらず大きく回転して何とか滑れた。その次の一本はもっとやわらかい雪で、私は荷物の重さにも負けて何回も転んでしまったが、他のメンバーは快調に滑ってゆく。前岳、赤面山のコルをめざして途中からトラバースぎみに登りかえし、赤面山からスキー場までひと滑り。今度は荷物を軽くしてもらって先程のように転ばずにすむ。スキー場下の食堂でタクシーを頼み白河に出る。
                                 (蔵田道子) 


【コースタイム】
北温泉発 9:00 −> ジャンクションより滑降 13:30 −> ゲレンデ着 15:45


【概念図】 
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