ラ・ネージュ山スキー記録集 I発行日 1980年11月1日 |
1980年6月14日〜15日 メンバー:L遠山、高井、田中、他3名 6月14日 晴 大沢小屋上部の雪渓のテント場まで山菜を摘みながら入山。設営終了し、昼食を済ませて出発。遮るものの無い夏の日差しの中黙々と登ってゆく。ノドと呼ばれる付近、右の大きな沢に引き込まれそうに見えるが、左の狭い急斜面の方を行く。針ノ木峠近くなると割合高度感がある。峠の小屋のそばでは数人の人々が昼寝をしている。男性軍のみ頂上に出発していった。 残っていた私たちは充分休憩した後戻って来た遠山さん達は休む間もなく滑降に入る。我々の他は、スキー靴の人が多く、滑り出すのを見ては、口ぐち勝手なことを言って、峠は和気藹々の雰囲気である。 急斜面だが雪が腐っているため転んでも止まるので度胸が付いている。休みながら20分位でテント場に着いてしまう。やはり、白馬雪渓や立山よりかなり短くあっけない。 生ビールと山菜の天麩羅で乾杯したあと、花火で遊んだ。 6月15日 晴 今日も暑くなりそうである。もう誰も登る気はなく、朝食後早々に下山する。午後には新宿に着いてしまった。 【タイム】 扇沢7:30→大沢小屋9:00→テント場9:15/10:15→針ノ木峠12:15/2:00(針ノ木岳往復)→テント場2:30 (田中 記) 【概念図】 |