Last Update : 2019/06/08 戻る

小至仏山

                                                                                                                                                                                                                  武部

2019.4月22日() 晴、曇

 

夜、ふもとの駅の道で泊ったが、夜中雨がパラパラ降っていた。朝、雲がすごい。鳩待峠に着いたが、今にも雨が降りそうだ。(さっきまで降っていた感じだ。)天気図ではもう少しましな天気であると予想したが、予想外であった。あまり視界の無い中、とりあえず至仏山山頂を目指す。1時間程度でどんどん視界が悪くなる。仏山の手前にある悪沢岳を目指す。ここが山頂かはよくわからないが、少し戻って直角に曲がり稜線を進み、みんなのトレースに合流する。

 視界が悪いのでそのまま稜線を進み、小至仏山山頂に着きコルまで進む。コルでそこにずっといるボーダの人としばらくいる。なんだかさらに暗くなる感じだ。いつ雨になっても不思議ではない。全く見えず、とてもワル沢を滑走する感じではない。小至仏山山頂まで戻る。ボーダの人は先に稜線経由で下った。自分は腹が冷えて、少し西側を下がってキジ打ちする。戻ってきても同じような天気だ。稜線を慎重に滑る。平らになる直前、一瞬雲が切れて視界が開けた。どうしようか、と思っているうちにすぐに雲の中になった。平らなところ(オヤマ沢田代)を少し進み休憩する。するとまた雲が切れた。今度はさきほどよりも少し時間がある。よし、ワル沢にスキーを進める。テンポよく斜めに滑る。標高差200m位滑り、沢の入り口で一休み。小至仏山方面を見上げると、まもなく稜線は雲の中だ。至仏方面から一人ボーダが滑ってきた。2人で一瞬のチャンスだったと喜ぶ。ボーダの人は先に行く。あまりゆっくりはせず、自分も左俣(南側の沢が顕著な方)に入る。雪が緩く、沢がゴルジュのように狭くなってきたので自分は南側の尾根に出る。案の定、途中で水が出ていた。まだ途中にいるのが上から見えたので、もうすぐで水が出ていると教えてあげた。別に問題ない感じだった。自分は少し先で、降りられるところがあったので再びワル沢に降りた。もう水は出ていなかった。後わずかの滑走を楽しむ。ここから山の鼻〜鳩待ち峠の登山道に出るところまで水は出ていなかった。

 鳩待ち峠までのぼり返すが、鳩待ち峠近くになると小至仏〜至仏山山頂

の稜線が良く見える。快晴だ。さっきの天気はうそのようだった。

 

・鳩待峠付近より 小至仏(中央)〜至仏山山頂の稜線とワル沢斜面

 

鳩待峠7:30―――1870m付近 8:40/50―――悪沢岳手前

(4月28日に行ったときにUターンしたところは山頂でないことを確認)

9:50/10:00―――小至仏山頂を超えたコル11:15/小至仏

山頂12:00―――オヤマ田代12:15/30―――ワル沢下(登山道)

12:50/13:20―――鳩待ち峠13:50


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