Last Update : 2019/04/06 戻る

東北みちのく温泉ツアー

2019年3月21日(木)〜3月24日(日)

【日付】:2019年3月22日(金)
【山域】:東北
【山】:田代岳
【天候】:曇り
【作成者】:近堂
【メンバー】:菅澤(CL)、くま、近堂(記)
【コースタイム】:08:00 登り始め 11:10 山頂到着 11:20 滑走開始 13:00下山
 車1台で、田代岳登山口へ向かった。田代岳への道は、ものすごい悪路であった。舗装されていない事はもちろんの事、道路のでこぼこ具合がひどく乗っていてひどく揺れる。また雪が非常に少なく、登山口へつくまでの道で今日は山スキーが出来るか不安な程であった。1時間ほど車を走らせるとようやく登山口へ到着。雪はなんとかあるようだが、雪の上に落ち葉等が散らばっており、昔積もったきりのような雪に感じさせる。

 シールをつけて登行開始。標高差も少なく、あっという間に見晴らしの良い場所へ出る。すぐ近くに田代岳が見える。取り敢えず山頂方向へ、向かう。山頂には、避難小屋があり中で休憩を取る事が出来た。

田代岳山頂が見える

 休憩後、シールを外しいよいよ滑り始める。雪の状態は良さそうだったので、勢いこんで滑り始めたが全く板が回らない。いつもの調子で滑るとすぐ足を取られて転んでしまう。こつはボーゲン状態をキープしつつ、曲がる方と逆の足に力を込めると何とか曲がる。しかし足が非常に疲れる。菅澤さんは、流石にこの雪でもすいすい滑れていた。何とか車に到着した時には、この標高差にしては非常に疲れたとの感想。今度は雪の状態がいい時に再訪したい山であった。

GPSログ

【日付】:2019年3月23日(土)
【山域】:東北
【山】:乳頭山
【天候】:雪時々曇り
【作成者】:近堂
【メンバー】:岩(CL)、菅澤、くま、近堂(記)
【コースタイム】:09:00 登り始め 山頂到着 12:20 滑走開始 14:00下山

 仕事で途中合流の岩さんも交え、乳頭山へ向かう。乳頭山は、乳頭温泉の脇から登り始める為、秘境感漂う温泉地からスタートする。前日から降り続いている雪の為か雪の状態は良さそうに見える。登り出しの時点でも小雪がちらついていた。
 登行は、雪がしっかりとシールに効いており、快調に田代平山荘まで到着する。取り敢えず山荘には寄らずに、まずは山頂まで行ってしまおうとの事で山頂を目指す。ここで私の勘違いがあったのだが、山荘から山頂までは10分くらいで到着だろうと思っていたら、標高差200m小一時間かかるとの事。地図をよく読まなかった事を反省した。
 右側にずっと雪庇があり、下りはこの雪庇を目印にする事を教えてもらった。小雪がちらつく曇りの天気がだんだんと風が強くなり吹雪の様相を呈して来た。
 このまま山頂へ進むか迷い、この辺りで引き返すかと相談していたところ、吹雪の切れ目で一瞬山頂が見えた。距離にして100メートルくらいか。山頂まで行ってしまう事とした。山頂で写真をささっと取ると、とっとと下山開始だ。

山頂でのショット

 まずは、田代平山荘を目指す。雪は、さすがに降りたて東北の雪で素晴らしいパウダー。また、だだっ広い斜面を滑走する事の楽しい事といったらない。あっという間に田代平山荘へ到着した。田代平山荘では、少し休憩する事とした。中ではテレマークだけの20人くらいのパーティが休憩していた。我々と入れ替えるようにテレマーク集団は出て行った。しばし休憩の後、下山開始。適度な木々の間のツリーランもまた素晴らしい。昨日の雪質とは違い快適、自在にスキーをコントロール出来る。楽しすぎてあっという間に登山口へたどり着いた。

GPSログ

 翌日は、栗駒山へ向かう予定だった。取り敢えず、登山口へ車を走らせたが、途中で巨大な雪の雪庇が張り出しており車の通行を阻んでいた。また猛吹雪の為、残念ながら今日の山行は中止。東北の雪質の素晴らしさを知ってしまったため、また再訪する事を誓い帰京した。

 


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