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斧窪御前山(523m)(中央線沿線)

2018,12,8(土)晴れ 
田中 健

 藪道歩きをこの秋から始め4回目になる。もう一つは中央線沿線の御前山巡りがある。前者はだいたいのルートには踏み跡があるが、緊張感がある。後者は、初めの頃は静御前など高貴な人に関係があるのかと思っていたが、今回寺山を現地の地図に綱ノ上御前山と記してあるのを見て、私たちの前にある敬っている山というほどの意味かと考えなおす。『関東周辺やまなみ歩き』を参考にした。
 梁川の駅を降りると、西側に斧窪御前山が見える。中央線下りがトンネルになる所に山道らしいのがあるので取り付くと廃屋への道だった。帰宅後ネットを見ると、その辺りになっていた。少し戻り村中の道を進むと、神社があり、脇に道があるのでそこを歩く。畑になり、道がはっきりしない。仕事をしていた小母さんが「斧窪山はそっちだよ。」と尾根の方を指すので、かすかな踏み跡を辿る。こんなものかと思って進む。黒いビニール管が伸びている。踏み跡がある所、消える所があり、構わず登ると頂上に着いた。黒い管はJRの信号管らしい。『やまなみ歩き』には頂上までに赤い鳥居をくぐると書いてあった。道を間違えたらしい。北側に扇山が見えた。
 頂上からの下りは藪っぽいが踏み跡がある。所々にテープを見つけた。小さな尾根筋を下るも、p494mへの鞍部へは下りないようで、地図を確かめ、沢をトラバースすると、踏み跡が出てきた。その後はわかりやすい道になる。北に折れ、ヨソキ山の急斜面を登る。そこからは送電線と鉄塔が目印で送電線がT字になるところを目指す。この後は大月市と上野原市の境界尾根になる。大体わかりやすかったが、所々かすかな跡になった。中央道が左手に見える辺りで尾根が北に延びていて踏み跡がその方向についていたので下っていくと、湿地のような沢に出た。対岸の道を探すもわからず。地図を見ると、尾根を外しているように思い、緩い斜面を登り詰めていくと、南側に踏み跡を見つけた。ゴルフ場を過ぎてからは尾根の南寄りをとるべきだった。すぐに大田峠に出た。右先に寺山を見ながら歩く。手前のピーク、頂上はその次のピークで共に眺めがいい。東側、景信山の、北側、権現山の、西側、笹子の山並みなどである。寺山は村の裏山といった感じで30分で梁川駅まで下った。

タイム;梁川駅8:40−取り付き9:10−御前山9:40−p480m10:05−no.39送電線10:50/11:10−12:05大田峠−寺山(綱ノ上御前山)12:45/50−梁川駅1:10

 


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