Last Update : 2018/10/20 戻る

立山テント泊(2018年5月31日〜6日2日)

目的
前週の木曽駒ケ岳が賞味期限切れだったため北へ
メンバー
おおちゃん(単独)
天気
1日目到着後まもなくみぞれとなり、一晩降り続いた。2日目以降は快晴

山行記録
2018年5月31日
 現地は雨予報。ゆっくりでいいと思っていたが、テント泊の荷物整理に苦戦し、10時にやっと車で出発できた。お昼を食べて、フリーズドライの食糧も補充し15時現地に到着、スキー収納袋を300円で購入し最後から2本目のトロリーバスに乗り込んだ。16時40分室堂着。荷物は65Lザックにスキー靴をぶら下げる形で何とか収納できた。先週木曽駒とは打って変わり一面雪でテンション上がる。
 遊歩道を歩き、雷鳥沢キャンプ場に到着。パラパラ降り出したため、急いでテント設営、設営中に本降りになり雷も鳴りだした。急いでお風呂道具を持って雷鳥沢ヒュッテへ。シャンプーリンスそろっており、下界と変わらない設備。夜はみぞれでテントやや浸水するも何とか就寝。
雷鳥沢キャンプ場 雷鳥沢キャンプ場
16:40室堂ターミナル〜17:30雷鳥沢キャンプ場

6月1日大汝山、富士の折立
 朝方までみぞれが降っていたが、9時過ぎより上部の雲が取れ始めた。大汝山までは3時間ぐらいと思われたので20Lの簡易ザックで向かった。途中でボーダーの方とお会いしたが、彼は一の越山荘の方へ向かっていった。どちらから行くか迷ったが、雪がわずかにつながっており、行けるところまで大汝山に向かって直登することとした。懸念していた喉の部分はやや雪が軟らかく、踏み固めながら何とかシールのみで登り切った。上部は露出した岩の間を縫うように進み、雷鳥さんに見送られ休憩所のやや上で板を外し、山頂へ。山頂に着いた頃には快晴であった。
 登ってきたルートの左においしい斜面があり、ドロップ、上部は固かったが、数ターン後にくるぶし上パウダーとなる。シーズンラストパウダー気持ちよかった!滑り切ったら登りルートに戻るため岩の間を慎重に下ったら登りの喉のやや下に出た。ここからはパウダーではなくザラメとなった。やや下ったところでボーダーの方と再会、少し登り返して滑り、終了とした。一の越方面はたくさん滑っていたが、富士の折立を滑ったのは僕だけだった。テントで自分のシュプールを眺めながらのビールはおいしかった! 9:40雷鳥沢キャンプ場〜12:15大汝山山頂≫13:55雷鳥沢キャンプ場
大汝山  大汝山  大汝山  大汝山  大汝山

6月2日龍王岳、タンボ平
 本日も快晴。家財道具をすべて65Lザックにしまい、一の越山荘に向けてスタート。片付けを考えると3泊にするべきだったか。ザックも重すぎる。歩き出すと一の越に向かう大量の人々、立山人気すごい。一の越山荘下で龍王岳方面へ向かう。稜線の雪は切れ切れのため、スキーを脱いだ。こちらもかなりの人数登っていた。龍王岳直下の山荘でザックデポ、簡易リュックにスキーを付けて山頂へ向かう。
 山頂直下のルンゼはわずか数ターンで終了、ザックを回収し、御山谷へ滑り込む。上部は凹凸のないザラメでなかなかの大斜面、下部は凹凸出現も滑るのに問題なし。東一の越へ向かう登山道に合流、軽登山靴に履き替えた。時々現れる雪面トラバースをなんとかアイゼン無しで乗り切り、東一の越に到着。そこからは斜面が広がっていた。縦溝地獄ではあったが、黒部湖に向かって滑るロケーションは抜群だった。ラスト100mはお決まりの藪漕ぎを行って無事完走。

8:30雷鳥沢キャンプ場〜10:55龍王岳山頂≫11:50東一の越への登山道合流〜12:35東一の越≫13:35黒部平駅

龍王岳  龍王岳
龍王岳  龍王岳
龍王岳

 


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