Last Update : 2017/08/19 戻る

森吉山(1454m)

2017,3,25(土)小雪、ガス、曇り

参加者 田中健

 森吉山の全山スキー場を期待して再び出かけることにした。

 25日、朝5時に起きると、南の空に細い三日月が見え、好天が期待できた。天気予報は北秋田市は午前曇り、午後晴れだったので一安心だった。

 ゴンドラに乗っていると、1700m辺りから上は、まったくガスの中で天気が良くなる気配は感じられなかった。ゴンドラを降りると、山頂は見えないが、100mくらい先は視界がある。ゴンドラ上を歩いていると、昨年ヘリから声をかけられたことを思い出す。ここで質問をされた、と思い出し、気を付けなければならないと思った。去年より雪はとても多いようだ。

 石森まで来ると、森吉神社の避難小屋は見えるが、阿仁小屋は見えない。赤布付きの竹竿が2方向に分かれ、阿仁小屋方面の竹竿を辿るも、途中で分からなくなる。竹の上が少しだけ出ていたり、立ててある間隔がとても広く次の竿がわからなくなった。1280m辺りまで行き、小屋が見えてもいいと思うが、わからず、雪に埋もれているのだろうか。相変わらず、すぐ上はガスの中があり、天気は良くなるかもしれないが、どれくらいでガスが晴れるのかわからず、引き返すことにした。引き返していると、2パーティが登って行った。

 時間が早いので、石森から森吉小屋まで行ってみる。冬期入口は凍り付いていて開かなかった。

 石森まで戻ると、地元の年配者が1人いた。年配者も「今日は止める。山は逃げない。」と言う。わたしは「逃げないが、費用はかかる。」と言った。

 シールを取り下る。ゴンドラ上からところどころ樹林の中の未圧雪を滑り降りた。下山届を出し、休んでいると、山頂方面は見えなくなり、適切な判断かもしれないと考えた。午後は晴れる予報だったが、ずっと曇り、夕方は小雪が舞っていた。

タイム;
ゴンドラ上9:25ガス―石森9:55/10:00―1280m10:30引き返す―森吉小屋10:50/11:00―石森11:20/30−ゴンドラ下12:10

赤水林道 今回は玉川温泉湯治になった。
3月27日(曇り)
赤水林道はどんな様子かと思い、温泉から、わかるところまでシールを付け歩いた。新玉川温泉から出た除雪車置き場の脇に夏道があった。道通しに歩く。ところどころ低い尾根を横切り、沢を巻きながら進む。低くて顕著な峰がないところに入り組んで沢が入っている。1時間ほど歩き、往路を戻った。

記:田中

 


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