Last Update : 2017/04/02 戻る

櫛形山(2052m)

2017年3月19日(日)〜20日(月)

参加者 菅澤ほかS氏、K氏の3名

3月19日(土) 晴/無風
 出発時に車のバックミラーが壊れ、乗り換えで30分ロス。三連休の中日のせいか、中央道下りの渋滞はなく、出遅れたにもかかわらず予定時刻どおり山麓の駐車場に到着できた。先着車は5台。
 水場があてにできないので3?ずつ担いだ荷が重い。中尾根登山道のヒノキ林を登っていくと1400mあたりから雪があらわれ、林道を横切ってからはずっと雪道となった。でもしっかりしたトレースが続いていてワカンを使うことはなかった。
 ほこら避難小屋に泊まり装備を残し、半分以下の軽いザックで山頂を目指した。
 山頂まであと少しというところで、一番重い荷を担いでいたK氏が足を攣らせたので特効薬を提供した。まもなく回復し山頂到着。樹林に囲まれ展望はほとんど効かない。一時間ほど北の裸山まで行けば南アルプス方面の展望がひらけるのはわかっていたが時間も遅いので避難小屋に戻った。
 ほこら避難小屋は雲取避難小屋よりは少し小さいが、2000年に建て替えられたきれいな小屋で、10mほど離れた場所にはきれいなトイレもあった。小屋の西側に30mほど離れた小沢に行ってみると充分汲める水が流れていた。
 分担して担いだ食材は結構な量で、飲み物も充分あるので豊かな気分だ。鍋奉行のK氏がいろんな肴を作り、すき焼きの肉も上等なものだった。米とうどんの雑炊で仕上げ、19時ごろに就寝。後から着いた女性二人組は小屋内にテントを張っていた。半シュラフに羽毛服を掛けて寝たが寒さは感じなかった。

光が丘6:30=甲府南ic=ウッドビレッジ伊奈ヶ湖駐車場(890m)9:00/9:15-林道(1455m) 10:45/1050-ほこら避難小屋(1800m)11:50/1215-分岐(1960m)-櫛形山(2052m)13:30/13:40-ほこら避難小屋(1800m)14:30泊 

3月20日(日) 晴/無風
 
 昨晩の残りの雑炊とポタージュ、パンでたっぷりの朝食を摂り、ライト不要になってから下山開始。水と食材がないのでとても軽い。雪が固いので林道までアイゼンを付けたが、ストップパワーが強く、腿が変な疲れ方をしてしまった。今回出合った登山者は、小屋に泊まった二人組みのほかは昨日の登りですれ違った2人組と日帰り軽装の単独者のみで、静かな山行だった。
 立ち寄り湯はやめて、渋滞のない中央道を2時間で帰京できた。
記:菅澤

ほこら小屋(1800m)6:15-林道7:00/7:15-伊奈ヶ湖駐車場8:00/8:30=光が丘10:30

 


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