Last Update : 2017/02/27 戻る

日白山、平標山

2017年1月7日(土)〜8日(日)

L:菅澤  M:加瀬、田中秀

日白山 1/7(土) 晴れ・無風

 12/23のかぐら初滑りから1/21の岩木山まで間が開いたので、急遽お誘いして出かけたが、まだ雪は少なかった。二居集落から除雪終了点まで車で入り、地王堂川右岸林道から堰堤手前で左岸に移り、雑木の間を先行トレースを辿る。1370m付近で先行トレースを外れ、左手に進路を変えて二居俣の頭から北西に延びる急な尾根に取り付く。

 日白山との間のコルが近づいたところで一休み。コルに向って登りトラバースしたあたりの雪は滑りを楽しめそうだ。コルから30分ほど雪庇の稜線を辿り、山頂直下の雪壁を登って日白山山頂到着。谷川岳から平標山まで国境稜線が一望。

 コルまで戻ってブナの北西斜面に飛び込んだ。やや重いが一瞬の快楽を得られた。あとはヤブスキーとなったが雪が柔らかいのでなんとか降りられた。斜度が落ちる直前の斜面も楽しかった。あと1〜2m積もっていれば全く違う滑降が楽しめるだろう。

 地王堂川を右岸に渡って本日終了。心安い清水屋旅館さんにお世話になった。

コース・タイム
練馬IC5:15==田中宅==湯沢IC==二居・除雪終了点(880m)10:05>>地王堂川右岸林道から950m付近で左岸へ10:30 >>二居俣の頭と日白山のコル(1520m)12:30>>日白山(1631m)13:00/13:30〜〜コル〜〜北西斜面滑降〜〜 地王堂川右岸林道〜〜二居・除雪終了点14:40==「清水屋旅館」泊

平標山 1/8(日) 曇り

 火打峠手前の三国小学校前の駐車スペースは満杯に近い。

 別荘地を抜け、ヤカイ沢入口がヤブだったので林道をそのままシールで進み、夏道の平元新道入口で一休み。

 先行トレースがいろんな方向に向っているが、平標山の家を目指して登り始めた。途中、沢を越えずに登ったため木登りに近い登りとなり山の家の少し上、1700m地点に出た。すでに11時30分で昼からは天候悪化が予想され、メンバーの体調も考えると山頂まで標高差280mの往復に90分かかると見て、ハイクアップ終了。

 平標山から仙ノ倉にかけて雪原が広がり、暗い雲の下をテレマーカーが一人滑っていた。

 風を避けながら滑降準備を済ませ、平標山の家まで少し下り、南西の樹林帯へ滑り込んだ。柔らかい雪に声を上げていると急にモナカになった。以後は新雪・パック・モナカのミックスとなり気を使う滑りとなる。

 途中で右側の小沢に降りて階段登りで越えて夏道に出たが、狭くてヤブがうるさい。木の枝を手で払いのけたら右のストックが消えていた。後続の田中さんが戻って探してくれたが見つからない。田中さん携行の予備ストックのお世話になろうと思ったとき、加瀬さんが5〜6m下の斜面にあるのを見つけてくれ助かった。枝を払いのけた拍子に反動で飛んでしまったようだ。

 傾斜が緩くなると樹間が狭くなり、快適とはいえなかったが、雪が柔らかいのに助けられた。新道に出たところで足休めして、あとは駐車スペースまで張った腿をなだめながら林道を下った。加瀬さんが下りでだいぶ苦労していたが、歩行モードのまま滑っていたのに気付いたのは下山してからだった。気がつくと自分も左足が歩行モードのままだった。以降の山行では滑降時にお互いに注意を促すようにした。

コース・タイム
「清水屋旅館」7:45==三国小学校(980m)7:50/8:10>>平元新道登山口(1190m)9:30>>1700m地点11:25/11:45〜〜 平標山の家(1655m)〜〜平元新道登山口13:15/13:20〜〜三国小学校13:35/14:00==月夜野IC==帰京

 記:菅澤

 


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