金山岩(きんざんいわ)
2020.04.01
■報告者 川島
■山域、山名 平湯 金山岩(きんざんいわ)
■メンバー Lふくちゃん、M川島
■2020.2.29 曇り時々晴れ時々ガス
■コースタイム 8:40平湯温泉スキー場リフト上(1780m)>>13:40金山岩ピーク下(2430m)ワサビ沢~~16:00林道(1600m)>>16:40スキー場(1715m)~~16:50スキー場リフト下(1300m) 【8時間10分】



早朝都内PUしてもらい、平湯温泉スキー場の営業開始に合わせてピッタリ到着でした。
リフト2本を乗り継ぎ標高480m分を稼いでゲレンデトップへ。金山尾根の方向を確認すると固くなったトレースがうっすら残っていました。



すぐに登ったり下ったりを繰り返し、狭い尾根で藪が濃いのでくねくねと前のトレースの方も悩みながら歩いた形跡です。ガイドを上げたり下げたり思わずリーダー「うっとおしいなぁー」この道を折り返すことになったら大変そうです。



2000m頃からは雪が深く斜度もでて、灌木にひっかかってはかき分けGPSを頼りに進みます。谷の部分はフカフカで美味しそ~う。



森林限界を上がると金山岩ピークが出現!



ピークはスキーデポの往復となりそうなので、本日は岩の下部をトラバースで目的のワサビ谷上からドロップインです。





少し重めの深雪をバフバフと滑る。



2000m位から藪が多く、とうとう密林地帯となり、行く手を阻まれ急な枝沢を下ることに。参考にしたログもやはりここを通っています。









周りは岩も切り立っていてデブリも多いけど雪はしっかり安定しているのでさっさと通過したい。



沢芯下部が少割れていたが何とか板で渡れる。



1800mまで降りると傾斜も緩く狭まった谷から脱出してほっとする。あとは林道までどう行っても大丈夫!とリーダーの力強い言葉に励まされ、なおも地図には見えない藪と沢起伏に挑む。





そして林道に出た時には「おー生きて出られた!」冗談か本心かは追及しません。
あとはゲレンデまで100m林道を登る。(これは地図でしっかり見えますが、心は林道に出て終了のため大きなおまけ)林道も所々に雪崩跡がありカチカチ油断禁物です。

スキー場に出てあと一滑りはクールダウンと思いきや余力なしで到着でした。



後に今回降りた沢の東側の沢を超えた尾根を下る記録を見つけました。分岐ポイントは2200m付近。その方は少し下りすぎてトラバースとありました。上部のパウダーが美味しいからでしょうか。この山域一帯の2000m以下は藪多しのようです。
次回機会があればこちらの東側下りルートに行ってみたいです。

富士山 お釜まで
2020.03.31
■報告者 川島
■山域、山名 富士山
■メンバー Lふくちゃん、M川島
■2019.5.19 晴れ
■コースタイム 5:00富士宮口五合目>>10:40外輪山>>11:15剣ケ峰11:35~~11:45お釜底11:50>>13:10外輪山13:50>>滑走開始14:00~~15:00五合目
【10時間】

前日18日夕方に五合目到着。降り口で苦労する山スキーヤーも見られたので、入山口を上がり付近を偵察し明日のルートを確認する。麓は雨でしたが下の雲も晴れ、日が暮れるころには駿河湾の夜景がきれいに見え好天の兆し。




19日5:00少々ガスがかかり細く雪が残る夏道出発です。



20分ほどで六合目に到着。ここからスキーで登ります。
まだ斜面はカチカチなのでクトー装着。
前日の存分に楽しまれたであろう痕跡の冷凍保存は特に手強い(>_<)。
辺りはスッキリと晴れ下に雲海が広がり思わず「おお~~!」。



登れど登れど景色は変わらず、酸素が薄い~大きく呼吸しながら進みます。
お日様のおかげで徐々に斜面が緩んできました。



11:00少し手前の岩ミックス状態から板は担いで外輪山到着です。



風もなく暖かなのでゆっくり休憩。
お釜を覗きながら剣ケ峰を目指します。
ここまで来るのは初めてなのでほぼ満足です。



さあどうしよう。
「登り返さない程度にちょっとだけ滑ろうかな~」と言うと、リーダーふくちゃんは「こんなチャンスはなかなか無いですよ!行くしかないでしょ!」と熱い。
「それもそうね~!」二人はドロップイン。





10分程であっという間にお釜の底に到着です!!熱いよ~。

外輪山の縁をぐるりとじっくり見渡して登り開始。





見上げると富士宮口に近い方向にトレースがあったので目指してみたものの、斜面は急になり雪も緩みすぎ岩も登場…。途中で断念して剣ヶ峰方面へ軌道修正。
滑りは快適だったけど、結構疲れる登りです。登りの後の滑りと、滑りの後の登りの違いでしょうか・・・でももっと滑りが待てるんだ。

外輪山でのんびり休憩し滑走ポイントまで岩ミックスを降り滑走を開始。



雪は柔らかくなったが、固まりも多く重い。
途中外人さんが私にカメラを向けて手を振ってくれているので足も疲れたけど頑張る。



ふくちゃんは余裕で気持ちよさそうに滑る。



あれ?さきの外人さんがシリセードでスキーより速い!(だって直滑降 @0@)

そして15:00無事に五合目駐車場に下山。
おなか一杯満足の一日でした。
蓼科前掛山(2354m)(八ヶ岳)、浅間黒斑山(2404m)(信越線沿線)
2020.03.30
2020、2、7(金)、8(土)        メンバー L岡坂準一、小森宮秀昭、田中源治(記)
 今回はスノーシューと輪の雪ハイキングだった。天気に恵まれた2日だった。
2/7(金)晴れ 蓼科前掛山
新横浜集合、岡坂車借用、圏央道相模原付近で渋滞に遭い、蓼科着は13時前。白樺高原スキー場の事務所に山行届を出し、ゴンドラ上を降りたのは13時。天気が良い。夏道通しを 歩くが、踏み跡がある。雪は少ないところなので雪は少ないが、歩くのには支障はない。岡坂さんの歩きは町中の如速い。
 1時間余りで将軍平の蓼科山荘まで行き、疲れてしまったわたしはそこで休み、2人は前掛山に向かったが、思いの外、景色はよくないということでまもなく戻ってきた。
 下りは雪がたくさんあるところは滑るように歩き、ゴンドラまで戻った。
 宿舎のユースホステルは本部直営の施設でYH初期の頃の風情を残していた。
タイム;ゴンドラ上13:00-蓼科山荘14:40/15:10-ゴンドラ上16:00

浅間山

2/8(土)快晴 浅間黒斑山
 登り口の車坂峠に9時45分に着いた。小諸では雪がちらついていたが、山は晴れてきた。取り付きには、個人やグループを合わせて30人くらいいて、人気のコースだと思った。そこからは表コース、林間コースがあるがスノーシューは後者が適しているということでそちらを歩く。樹林の中で蓼科より雪は多い。1時間ほどでトーミの頭の下に出ると、浅間山が目の前に大きく見え、軽井沢の町が見えた。トーミの頭を通り、黒斑山山頂に至る。外輪山の山並み、山の下の湯の平、浅間山山頂下の雪の縞など眺めがいい。小森宮さんがずっと前に滑った浅間山のルートを懐かしそうに話した。トーミの頭に戻り、大休止とする。次々と人が登ってくる。休止後、往路を下る。下りながら、水ノ塔山、東篭ノ登山が見える。山スキーを始めた頃登った山々だと話す。
 帰りに岡坂さんお勧めのそばを味わった。
タイム;駐車場10:20-黒斑山頂上11:50/55 -トーミの頭12:05/20-駐車場13:10

黒斑山

- CafeLog -