釜ノ沢(東俣)
2020.08.08
【日程】2020年8月8日(土)~8月9日(日)
【山域】奥秩父
【山名】釜ノ沢(東俣)
【天候】晴れ
【作成者】近堂
【メンバー】L桐生、川島、サトシン、近堂
【コースタイム】8/8 道の駅みとみ駐車場7:00-幕営地15:00 8/9 幕営地7:00-道の駅みとみ駐車場17:30

本年立ち上がったYSD沢登り隊です。
日帰りの、真名井沢、水根沢を経ていよいよ
沢にて1泊する釜ノ沢東俣へ行って来ました。

前日に、道の駅みとみへ移動して車中泊をして
午前7時に出発しました。

西沢渓谷への道を行きながら、まずは釜ノ沢を目指す。
といきなり道間違い、西沢渓谷へ着いてしまう。
西沢渓谷への道は、道路崩壊しているようで途中まで
しか行けなくなっている様子でした。

道を戻り、いざ本流へ、合流しました。


写真1 いざ出発

本日は、待ちに待った梅雨明けの土日とあって、パーティ数も
多い。3~4パーティくらいが常に周りにいました。

釜ノ沢東俣は、旧登山道という事もあり、途中までは山道を
進みます。


写真2 ここが有名なホラノ貝のゴルジュ

有名なホラノ貝のゴルジュを登山道の上から覗けます。
ここを突破するパーティもいるようですが、非常に難しそうでした。

途中までは、長いゴーロ道を進みます。途中に、乙女の滝や、東のナメ沢が
あり景観は素晴しいです。途中二股があり、いざ釜ノ沢方面へ


写真3 綺麗でもあり少し怖い場所

進みます。すぐに魚留めの滝が現れます。ここは、桐生リーダの
本領発揮。巧みにリードして、後続を引き上げます。
その後は、かの有名な長いナメが現れます。素晴しい景観です。


写真4 長いナメ写真1、写真2

その後は、幾つかの滝を超えて両門の滝へ。
両門の滝も2つの滝が同時に流れ出てきて、まったく飽きさせません。
この辺りの素晴らしき景観と、難しいところが無い所が、この沢の人気
を高めていると実感出来ます。


写真5 両門の滝

両門の滝を上がると、幕営適地に出ます。本日のパーティがちらりほらりと
幕営準備をしている中で、我々はもう少し上の方を探します。
適度な場所があり、幕営場所が決まりました。


写真6 本日の幕営場所

サトシンさんが、ノコギリを持ってきてくれ、頑張って焚き火準備をしましたが、
木が若干湿っていた為か、途中まで勢いよくついた火も気づけば消えていました。
夕食は、川島シェフの野菜の肉巻きです。程よい疲労と、味のしみついた肉が
ちょうど良く1キロの肉はあっという間に完食しました。その後はあっという間に
就寝。

翌日は、朝5時ぐらいに起きて、出発。
途中昼寝に程よい滝の上部で、昼寝しました。


写真7 昼寝にいい場所

最後の滝を巻き道で上がった所で、ピンクのリボンがあったが、しっかりとした
踏み後のある良さそうな道があったのでそちらを選択した。と、この道下からは
良さそうに見えたが、登っているとだんだん高度感が出て岩も脆い非常に危険な
コースとなってしまいました。何とか、安全地に出るも、リカバリでトラバース
するのも大変そうなので、取りあえず上へ上へと進む事にします。
この道最終的には、木賊山の山頂へ出ましたが、途中の藪漕ぎは段々険しくなり
最後は結構つらい物となりました。


写真8 だんだん濃くなってくる藪漕ぎ

その後、往復ちょっとの距離なので、私だけ単独で、甲武信ヶ岳山頂へ。


写真9 甲武信ヶ岳山頂

その後は、長ーい下り道がまって、ようやく登山口へ。
YSD沢登り隊初の泊まり沢旅は、アクシデントあり、景観あり、盛り沢山の内容
となりました。最後の道間違えも、険しい道でしたが、記憶、記録に残る山行と
なりました。


山行ログ

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