西吾妻山
2020.04.06
武部
2020.2月29日(土) 曇、霧
今日は前回より少し視界は良く、人が多く入っていることだ。ロープウェイ上で今日泊る「かもしか」に、一部荷物を預ける。まだここは視界あるが、すぐ上から雲の中だ。リフト終点からはトレースがバッチリあった。どうも前に自分が付けたトレースと同じルートの気がする。たくさんの人が歩いており、そのトレースに従い、梵天岩に着く。ものすごい風だ。そこからは西吾妻山まではすぐだ。
山頂付近は雲の中でホワイトアウトだ。グランデコ側から登ってくる人の方が多く、山頂はたくさんの人だ。とりあえず西吾妻小屋まで向かおうとして、登ってくる人たちのルートを辿るが、木が混んでおり、シールで降りるのも難しい状況であり、視界もないので戻ることにする。なんとか梵天岩方面のルートを見つけて進むが、シールのため行きすぎてトレースを見失う。一休みして、磁石と地図で進み、行きに通らなかった天狗岩にたどり着く。
梵天岩を経由して、滑るがまたトレースを外す。先程は北に行きすぎ、今度は南に行きすぎという感じだ。少し滑るとガスが晴れてきた。1900m付近は雲の下ということだ。せっかくだから、中大嶺方面に登る。登り出すとまた、ガスの中だ。ほとんど平らになるところまで登り、また、迷子になりそうなので、シールをつけたままで下る。樹林帯の入り口は、前回よりも数十m下になるが、今日きたルートを間違えなく入り、ホットした。木が混んでいるので、スキー場が見えてから、シールを外した。
リフト上10:30―――1900m 11:00―――梵天岩11:40―――西吾妻山12:05/30―――天狗岩 13:15―――梵天岩13:25―――1900m 14:00/05―――中大嶺手前 14:15/20―――スキー場上15:00
2020.3月1日(日) 曇、霧、晴れ
昨日の天気予報では、10時から3時ころが晴れの天気だったが、西吾妻山に近づく頃からホワイトアウトになってきた。(これは、下ったときにわかったが、高度のため)山頂で、若女平のコースに行くのか、戻るか、悩む。とりあえず、西吾妻避難小屋に行くことに決めるが、一旦南に少し下ってから北にトラバースするようにルートをとった。思いのほか樹氷があり、失敗の感があったがなんとか正規のルートに戻った。たくさんの人が登ってくる。
樹氷が無くなってから、少し下って西吾妻避難小屋に着いた。まだ、ホワイトアウトだ。休憩していると、たまに、ガスが少し薄くなる。その繰り返しだ。かなりのガスの中、若女平のコースに行くことにする。トレースはあるが、それに頼らず、西よりにルートをとり、快適に滑る。小さな沢が出てきたので右岸のゆるやかな尾根に出る。そこは、1900m位でもう雲の下になった。
・1900m付近の樹氷(もう雲の下になった)
そこからも快適に滑る。トレースに会い、また、西側を滑る。滑るコースがよくないことに気づき、沢床を目指してトレースに近づく。1600m位までは沢の左岸を滑る。1600m位から右岸に出ようとしたが、あまりよくなく、結局、トレースに従って、1520mで右岸に出た。ここで休憩にする。後は木がたくさん出ていて、気をつけながら滑る。どんどんトレースが多くなり、トレースがないところを滑ると、危うくコースを間違いそうになる。
痩せ尾根の上にくると、やせ尾根は木がかなりあり、雪が多くの人が滑って落ちているので、ツボ足になる。やせ尾根の下で再度スキーを履くが、もう木がすごく、滑るコースを決めるのが大変だ。尾根から外れるところからは、再び急になった。ここでまたツボ足になる。
急なところを過ぎると、またスキーを履くが、さらに木が多く悪戦苦闘する。トレースはあるが、最後に谷間に降りるところがわからず、ロープウェイに乗り遅れそうであせる。登り返し、上流に向かって斜滑降で下に降りる。後は、谷間を滑るだけだ。そう思っていると、途中十cm程水が流れているところを横切るところがあり、右側は落ちているので、注意して普通に斜滑降で通過しようとした。どうも雪の下に空間があったらしく、重さで雪が崩れて、自分の後ろが下がってしまい登りきれず、数m下に落ちるところだった。たまたまそれなりに太い木が生えていたので、それを右手で押して態勢を整えた。最後は狭い手すりの無い橋を、スキーで滑って渡って雪で通行止めの車道に出た。あとすぐでゴールだ。
ロープウェイ最終は16時と思っていたので、乗り遅れると思ってヒッチハイクをしてロープウェイ乗り場まで乗せてもらった。(ロープウェイ最終は、16:40分だった。)
リフト上9:50―――1900m 10:30/40―――――西吾妻山11:15/45―――西吾妻避難小屋12:10/25―――1910m 12:45/50―――沢渡る 1520m13:40/50―――やせ尾根上 14:30―――やせ尾根下 14:50―――尾根分岐 15:00―――車道15:40
2020.3月2日(月) 曇、霧
今日は、ずっと天気が悪い。もう平日なので人も登らない。ガスの中多少は視界があるので中大嶺に向かう。今日は、中大嶺手前でシールを外す。滑りすぎないように気を付けて滑り、樹林帯に入る。もう樹林帯も大分覚えたので登りトレースを外して滑る。スキー場まではあっという間だ。
無料休息所「ホワイト」で焚火をしていると、横殴りの雪になった。後は、ロープウェイ下まで滑った。
リフト上9:40―――開ける10:20/40―――中大嶺手前 10:45/55―――スキー場上11:20
2020.2月29日(土) 曇、霧
今日は前回より少し視界は良く、人が多く入っていることだ。ロープウェイ上で今日泊る「かもしか」に、一部荷物を預ける。まだここは視界あるが、すぐ上から雲の中だ。リフト終点からはトレースがバッチリあった。どうも前に自分が付けたトレースと同じルートの気がする。たくさんの人が歩いており、そのトレースに従い、梵天岩に着く。ものすごい風だ。そこからは西吾妻山まではすぐだ。
山頂付近は雲の中でホワイトアウトだ。グランデコ側から登ってくる人の方が多く、山頂はたくさんの人だ。とりあえず西吾妻小屋まで向かおうとして、登ってくる人たちのルートを辿るが、木が混んでおり、シールで降りるのも難しい状況であり、視界もないので戻ることにする。なんとか梵天岩方面のルートを見つけて進むが、シールのため行きすぎてトレースを見失う。一休みして、磁石と地図で進み、行きに通らなかった天狗岩にたどり着く。
梵天岩を経由して、滑るがまたトレースを外す。先程は北に行きすぎ、今度は南に行きすぎという感じだ。少し滑るとガスが晴れてきた。1900m付近は雲の下ということだ。せっかくだから、中大嶺方面に登る。登り出すとまた、ガスの中だ。ほとんど平らになるところまで登り、また、迷子になりそうなので、シールをつけたままで下る。樹林帯の入り口は、前回よりも数十m下になるが、今日きたルートを間違えなく入り、ホットした。木が混んでいるので、スキー場が見えてから、シールを外した。
リフト上10:30―――1900m 11:00―――梵天岩11:40―――西吾妻山12:05/30―――天狗岩 13:15―――梵天岩13:25―――1900m 14:00/05―――中大嶺手前 14:15/20―――スキー場上15:00
2020.3月1日(日) 曇、霧、晴れ
昨日の天気予報では、10時から3時ころが晴れの天気だったが、西吾妻山に近づく頃からホワイトアウトになってきた。(これは、下ったときにわかったが、高度のため)山頂で、若女平のコースに行くのか、戻るか、悩む。とりあえず、西吾妻避難小屋に行くことに決めるが、一旦南に少し下ってから北にトラバースするようにルートをとった。思いのほか樹氷があり、失敗の感があったがなんとか正規のルートに戻った。たくさんの人が登ってくる。
樹氷が無くなってから、少し下って西吾妻避難小屋に着いた。まだ、ホワイトアウトだ。休憩していると、たまに、ガスが少し薄くなる。その繰り返しだ。かなりのガスの中、若女平のコースに行くことにする。トレースはあるが、それに頼らず、西よりにルートをとり、快適に滑る。小さな沢が出てきたので右岸のゆるやかな尾根に出る。そこは、1900m位でもう雲の下になった。
・1900m付近の樹氷(もう雲の下になった)
そこからも快適に滑る。トレースに会い、また、西側を滑る。滑るコースがよくないことに気づき、沢床を目指してトレースに近づく。1600m位までは沢の左岸を滑る。1600m位から右岸に出ようとしたが、あまりよくなく、結局、トレースに従って、1520mで右岸に出た。ここで休憩にする。後は木がたくさん出ていて、気をつけながら滑る。どんどんトレースが多くなり、トレースがないところを滑ると、危うくコースを間違いそうになる。
痩せ尾根の上にくると、やせ尾根は木がかなりあり、雪が多くの人が滑って落ちているので、ツボ足になる。やせ尾根の下で再度スキーを履くが、もう木がすごく、滑るコースを決めるのが大変だ。尾根から外れるところからは、再び急になった。ここでまたツボ足になる。
急なところを過ぎると、またスキーを履くが、さらに木が多く悪戦苦闘する。トレースはあるが、最後に谷間に降りるところがわからず、ロープウェイに乗り遅れそうであせる。登り返し、上流に向かって斜滑降で下に降りる。後は、谷間を滑るだけだ。そう思っていると、途中十cm程水が流れているところを横切るところがあり、右側は落ちているので、注意して普通に斜滑降で通過しようとした。どうも雪の下に空間があったらしく、重さで雪が崩れて、自分の後ろが下がってしまい登りきれず、数m下に落ちるところだった。たまたまそれなりに太い木が生えていたので、それを右手で押して態勢を整えた。最後は狭い手すりの無い橋を、スキーで滑って渡って雪で通行止めの車道に出た。あとすぐでゴールだ。
ロープウェイ最終は16時と思っていたので、乗り遅れると思ってヒッチハイクをしてロープウェイ乗り場まで乗せてもらった。(ロープウェイ最終は、16:40分だった。)
リフト上9:50―――1900m 10:30/40―――――西吾妻山11:15/45―――西吾妻避難小屋12:10/25―――1910m 12:45/50―――沢渡る 1520m13:40/50―――やせ尾根上 14:30―――やせ尾根下 14:50―――尾根分岐 15:00―――車道15:40
2020.3月2日(月) 曇、霧
今日は、ずっと天気が悪い。もう平日なので人も登らない。ガスの中多少は視界があるので中大嶺に向かう。今日は、中大嶺手前でシールを外す。滑りすぎないように気を付けて滑り、樹林帯に入る。もう樹林帯も大分覚えたので登りトレースを外して滑る。スキー場まではあっという間だ。
無料休息所「ホワイト」で焚火をしていると、横殴りの雪になった。後は、ロープウェイ下まで滑った。
リフト上9:40―――開ける10:20/40―――中大嶺手前 10:45/55―――スキー場上11:20
2020.04.06 16:54
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