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ラ・ネージュ山スキー記録集III 


  発行日 1989年12月25日

浅間山                     

信越/峰の茶屋より                           
                           1989年2月11日 
                L岡坂準一、小森宮秀昭、加藤康男、西川克之 

2月11日 快晴
 連休の大渋滞で、岡坂氏の車で前夜10時に横浜を出発したが、軽井沢に着いたのは午前4時半だった。睡眠不足ながらも、青空と新雪を見て喜びいさんで峰ノ茶屋を出発したが、樹林帯を抜けるとはたして風あたりは強い。凍傷の危険もあり少しでも風をさけようと左よりに沢形に入った。上部で尾根状になると今度はシカブラにのりあげてシールが空をきり登りづらい。
 東前掛山は雪がないので右を巻いて頂上直下の2428mのくぼ地に着いた。ここまで標高差約1000m、途中休憩のとりようもなく丁度3時間要したが、ここは風もなくゆっくり休むことができた。
 浅間山北東面の滑降の出だしは急で雪も薄くスキーの跡は石が露出したりするが、少し下ると湿雪がたまっていて苦労して滑った。1600m弱でシールを着け右にトラバースしてヤブコギして樹林帯を強引に突破し馬返しに出、夏道を快調にすべって峰ノ茶屋に戻った。
 浅間山でもこの北東面は比較的雪が多いのでスキーの受けるダメージはまだ小さい。他に南面を下って追分に出るルートをとることもできる。

                                (西川記) 

【コースタイム】
峰ノ茶屋  8:58 −> 馬返し 9:38 −> 2428mくぼ地 12:03/12:40 −> 1600m 13:20/13:40 −> 馬返し 14:20/14:30 −> 峰ノ茶屋 14:37


【概念図】 
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