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ラ・ネージュ山スキー記録集III 


  発行日 1989年12月25日

男体山                      

日光  光徳牧場より                            

                         1988年3月13日〜14日 
                             メンバー:手塚紀恵子 

3月13日 晴
 男体山でスキーが使えるかどうか?自信はなかったけれど、とりあえず長い林道歩きには有効だろうと持っていった。男体山の中禅寺湖側は、ギョッとするほど雪が少ない。
幸い北面に回り込む裏男体林道は、ずっと雪の上で帰りが楽しみ。志津小屋からは、夏道通しに樹間の切り開きをシール登行。所々薮っぽかったり、狭い斜面の急登だったりして、スキーを脱ぎたくなる事もあったけれど、ツボ足では膝上までスッポと潜ってしまって動きがとれない。この日は7合目近くでツエルトを張る。

3月14日 晴
 気をとりなおしてさらにシールで頂上へ。快晴無風、日光周辺の山々の展望を楽しむ。さて、心配していた下りはというと、快適に下れたのは9合目まで。後は、木だらけのもなか雪に悪戦苦闘。たとえ良い雪質でも、あの薮では苦労しそうだけど・・・。志津小屋からは雪質に恵まれて、戦場ケ原まで快適に滑れてLucky!どんな雪質かというと、車のタイヤの後の深い溝に雪解け水がたまっていて、その溝の中に入ると、水上スキーよろしくシャーッと水をはね上げながら、ほとんど傾斜のない所でもスーイスイと滑ってしまうという具合。志津小屋までは、車(一般車ではないと思う)やクロカンの人も入っているようだ。このルートは、どうしても男体山でスキーをしなければ気のすまないという人にのみ推薦したいと思う。

                                   (手塚) 


【コースタイム】
13日 光徳牧場入口 9:12 −> 志津小屋 12:20/30 −> 七合目 16:50

14日 七合目 6:10 −> 男体山頂 8:19/8:40 −> 志津小屋  
    12:53/13:32 −> 三本松 15:30            


【概念図】 
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