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        Jan 25, 1998
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 ラ・ネージュ記録集II 

  発行日 1982年10月1日 
  発行人 山スキー同志会    
  編集人 斎藤 進、川口敏博 他

三頭沢                   

奥多摩 / 南秋川
                           1980年8月31日 
                       メンバー:L菅沼、佐々、今野 

8月31日(日) くもり 

 前夜五日市駅前にて仮眠し、朝一番の数馬行バスに乗る。旧道を利用し有料道路の料金所まで登る。左手のキャンプ場への道に入り、キャンプ場の端から沢におりる。 
 最初の5mは左手より登る。続く2段8mは下段は右より登り上段は左手のややかぶり気味の壁を越える。
 堰堤は右岸より高巻く。伏流となりヤブがうるさくなる。頭上を山道が横切っているのでそれを利用して高巻く。登山道に入り沢を離れる所から沢へおりる。ここでアップザイレンをするはめになった。沢を忠実に登った方が良い。アサイ窪を右に見送り核心部となる。2段8mは倒木を利用し左手より登る。この辺り高巻きは悪そうだ。 
 ナメ状の小ゴルジュをすぎると大滝だ。傾斜はあまりなく一見容易そうだが上部はホールドも少なく苦労する。すべりやすく、途中シャワーを浴びるのでアンザイレンをして登る。
 大滝の上には三頭山への立派な登山道があり右手には東屋風の小屋がある。遡行は大滝で中止し、登山道を利用して数馬へ下山する。 


(菅沼 記) 


【遡行図】
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