Last Update : Feb 18, 1998

戻る


 ラ・ネージュ記録集II 

  発行日 1982年10月1日 
  発行人 山スキー同志会    
  編集人 斎藤 進、川口敏博 他

横手越え                 

上信 /

                           1981年1月26日 
                           メンバー:梅原、作野 

1981年1月26日(月) 雪後晴

 横手山リフトを乗りつぎ横手山山頂に立つ。チラチラと雪が降り視界はあまり良くない。渋峠スキー場を下り渋峠に着く。山行届を提出し、いよいよ草津へ向う。
最初はツアーコースの標識の番号に沿って進む。途中それが途絶え志賀−草津ルートの車道に沿って立てられたポールを目印にして進む。山田峠付近は、強風で道路の雪が吹き飛ばされている上をシールでスタスタと歩く。横風が強くやっとの思いで避難小屋に着く。避難小屋の中はきれいにかたづけられている。小休止の後出発。
小屋を出てすぐ道のポールが不明となり坊主山の急斜面をトラバースするような形となる。 雪は風で締っており、スキーではズリ落ちそうなのでシール登行はあきらめアイゼンを装着する。坊主山を直登したところで、万座から来たパーティに出会った。坊主山からは視界も良く、目前に白根山が迫ってきた。白根山頂までアイゼンで登行し頂上でスキーに履きかえる。頂上は噴火口側からの風がものすごく吹き飛ばされないようにスキーをつけるのが必死であった。頂上から遭難碑の横を通り真下の弓池目指し滑降する。弓池のレストハウスの脇を通り逢の峰の左側をまき白根火山ロープウェイに到着した。ロープウェイの駅にて昼食後、振子沢を快適にとばし、草津スキー場を一気に通り抜け天狗山ゲレンデのバス停に到着。


記:作野、電子化:西川 
戻る
山スキー同志会のホームページへ
メールの宛先:
webmaster@ysd-jp.org