Last Update :Jul 9, 1999 概念図追加
Jan 25, 1998
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 ラ・ネージュ記録集II 

  発行日 1982年10月1日 
  発行人 山スキー同志会    
  編集人 斎藤 進、川口敏博 他

神楽峰(4)                 

上越 / 雁ヶ峰へ

                           1982年2月21日 
                 L猿田、小森宮、今野、伊藤(久)、他1名 

1982年2月21日(日) 神楽峰 → 雁ヶ峰

 バスを降りると雨模様の空、『最高の新雪』の言葉で来たのだがパウダースノーは無理かな?ロープウエー、リフトを乗り継いで、和田小屋の前で身仕たくをする。最終リフトを降りるとなんと青空。シールをつけてウキウキ気分で神楽峰に向う。雪がしまっていて1時間程で到着する。ティータイム後、おうとつの斜面を滑る。
 1921m点と次の2010mはシール登行。小さな雪庇が出来ていた。急な登りから解放され、ひと息ついているとガスが上がって来た。あっと云う間に視界不良、小森宮さんが地図とコンパスを頼りに先行、スローな滑りになる。少し登りに入りガスの中で雁ヶ峰(1667m地点)を確認する。
 方向を見うしなわないように滑り出すが、雨もふりはじめ、ズッシリと重い深雪で滑りにくい。安全第一を取って斜滑降で滑るが急斜面になると、なだれる恐れも加わって緊張の連続で女性陣はおじけづいてしまった。凹地はなるべくさけ、樹林の中に入る。やっとリフトが見えた時にはホットする。雨がザーザー降るゲレンデを飛ばしロープウエーに乗る。

【コースタイム】
最終リフト 9:30 → 神楽峰10:30/50 → 2010m 12:30/13:00 →  
雁ヶ峰 14:00 → リフト上 16:20


(今野 記) 


【概念図】 
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