Last Update : Mar 30, 2012
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ラ・ネージュ山スキー記録集 I 


  発行日 1980年11月1日

火打山

1979年5月12日〜14日

【メンバー】 
菅沼

5月12日(土) 曇り 笹ヶ峰→黒沢池ヒュッテ

車で笹ヶ峰まで入り、登山道を少し行くと残雪が現れる。黒沢を渡るとすぐに急登が始まる。1790mの尾根上に出ると雪が解けており、道がぬかるんで歩きづらい。広い防火線のようなところまで登ると傾斜も緩くなり、すぐに富士見平だ。ここで先行パーティを追い抜き、急にラッセルになる。黒沢池へのルートが分からないので黒沢岳へ少し登り、滑りながら山腹を巻いて黒沢池へ着く。

【タイム】 

笹ヶ峰8:30→黒沢池11:30

5月13日(日) 晴

今日は火打山の往復だ。天気が良く、火打山が良く見える。茶臼山からは稜線に沿って登る。北側斜面は急に落ちており、南側斜面とは対照的だ。ラッセルはなく、スキーを曳いて登る。最後の急登を終えると丸い山頂に着く。焼山、妙高山をはじめ充分な展望を楽しむ。

いよいよ下りだ。高谷池ヒュッテ目指して滑りだす。頂上直下は急で雪が腐っており慎重に下る。稜線の南側斜面を快適に滑る。天狗の庭から少し登り高谷池ヒュッテに着く。池で水を飲み、暖かいのでゆっくりする。

シールを付けて茶臼山へ登り快適な斜面をひと滑りで黒沢池ヒュッテに着く。時間が早いので近くの適当な斜面でスキーの練習をする。

【タイム】 
黒沢池ヒュッテ8:00→火打山9:40/55→茶臼山10:50/11:00→黒沢池ヒュッテ11:15

5月14日 雪のち曇り

今日は視界が悪い。富士見平まではルートを探しながら慎重にトラバースする。富士見平からは少しでも多く滑り、1900m位でスキーを脱ぎ、どろどろの道を下った。

【タイム】 
黒沢池ヒュッテ9:00→笹ヶ峰11:00

(菅沼 記) 

【概念図】

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