Last Update : Feb 03, 2012
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ラ・ネージュ山スキー記録集 I 


  発行日 1980年11月1日

安達太良山

1980年3月1日〜2日 

メンバー:菅沼(L)、小森宮、梅原、長谷川、坂元、馬場

3月1日 曇りのち雪 ゲレンデ→五葉松平→山頂→くろがね小屋

前夜上野を発ち、二本松駅で仮眠する。一番バスで奥岳まで入る。すぐにリフト2本乗り継ぎ、いよいよ出発だ。このころから雪が降り出し、先が思いやられる。リフト上の急斜面をひと登りで五葉松平にでる。ここからは安達太良山の斜面が良く見え、広大で滑り易そうだ。

登るに従って風が強くなり視界もだんだん悪くなる。稜線へ出るとすぐ山頂直下に着く。視界は5m〜10m位で風が強い。スキーをデポし、アイゼンを履いて山頂に向かう。山頂でガスの中の記念写真を取る。早々に下山し、くろがね小屋へ下ることにする。

からからスキーを付けて、滑り出したのだが、視界が悪く、地図と磁石とを頼りのスキーになってしまった。傾斜感が無く、スピード感も鈍くなってしまう。途中スキーを脱ぎルートを探す。途中より指導票が出てきたのでそれに従って下る。

峰の辻からまたスキーを付ける。ガスの中のスキーを楽しむ。トップ以外の人は結構自由に滑っている。振子沢に入ると、くろがね小屋はすぐだった。

時間が早いので、小屋前の斜面で少し滑る。

【タイム】 
烏川リフト上9:45→五葉松平10:00→安達太良山肩11:55(→頂上12:15)〜12:40→峰の辻13:15〜20→くろがね小屋13:35

3月2日 地吹雪 くろがね小屋〜安達太良スキー場

天気が悪いので横向へ行く予定を下山に変更する。小屋の外は強い風が吹いておりスキー操作が難しい。少し下ればという気持ちは全く裏切られどんどん風が強くなり、視界も極端に悪くなる。なんとかスキー場へ下りることができたが、途中のルートファインディングはひやひやだった。スキー場のリフトは朝から動いていないらしい。まるでゴーストタウンのようだ。ここからバスで二本松へ下る。

【タイム】 
くろがね小屋8:30→ゲレンデ手前の橋9:25〜35→ゲレンデ下9:45

【概念図】はこちら

(菅沼 記) 

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